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昨日、山口入りして今日はこの旅の一番の目的である兄貴の店に行ってきました。
と、その前にまだ時間が早かったので「瑠璃光寺」に行ってきました。

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昨日、飲みに行った時一緒だった方に勧められた五重塔

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この建物は山口市道場門前の旧家阿部家の離れ座敷で、一の坂川のほとりにあったので「枕流亭」と呼ばれていました。
幕末、禁門の変などで対立していた長州藩と薩摩藩が慶応二年(1866)に坂本龍馬の仲介で倒幕を目指し薩長同盟を結びました。
慶応三年薩長連合軍による出兵を協議するため、薩摩藩の西郷さん、大久保さん、小松さんなどが山口を訪れ長州藩の木戸さん、広沢さん、品川さん、伊藤さんなどと「枕流亭」で密議したと伝えられています。

そして、宿に戻り兄貴の店に。
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兄貴(兄弟子)には、会うのが初めてで前の日に親方に電話で聞くと「あの人は弟子というのではなくて、何なんだろうなぁ~?」「昔、店にいたけど・・・」という曖昧な事を言ってましたが、まぁ一番最初に「し奈乃」さんにいた人(お兄ちゃん)ということで兄貴としました。
「さぬき」さんへ。「さぬき」という店名。「うどん屋さんじゃないの?」と言われそうですが蕎麦屋です。昔、蕎麦屋で修行する前にうどん屋で修行したとか。なので、店名は「さぬき」なんだと思います。
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店に入ると兄貴が蕎麦を打っていました。写真を見て解るように兄貴は良い体格をしています。昔、相撲(力士)を名古屋で10年ほどしていたそうです。
忙しそうだったので奥様にご挨拶して、先に注文をしました。
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「天ざるそば」を注文し、店内、メニューなどを見ていると兄貴が蕎麦を打ち終わり出てきてくれました。
昔の話から山口、広島近辺の蕎麦屋の話などしてくれました。あの有名な広島の蕎麦屋の話題も出てきました。
あと、醤油の話をしてくれました。広島と山口で線を引いたように醤油の味が変わるんだそうです。広島(より東方面)の醤油は、関東の方とさほど変わりはないけど山口(より西方面)の醤油は醤油自体が甘くなるんだそうです。実際、漬物用(テーブルにあった)の醤油差しを開けてまずは香りを嗅いでみると何か違う、味を見ると明らかに違う。甘いんです。これも地域の差でしょうか。
蕎麦汁には、向かないとは言いませんが自分には合いませんでした。(兄貴の店の汁は山口の醤油は使用しておらず、他県から取り寄せて使ってます。キリッとした味でした。旨かったです。)
そして、店が混んできたので店を出ることに。
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石臼の写真を撮らせていただきました。この臼、三州屋でも使っている「甲州臼」の原型です。石臼全体がデカいんです。
2メートルぐらい?もっとデカいかなぁ?そして、石臼自体は200㎏ぐらいあるんだそうです。(因みに三州屋の石臼は80㎏ぐらいです。)
色々な面で勉強になりました。


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