お待たせしました。



今月のテーマは、飛龍頭(ひりゅうず)です。
あまり聞きなれない言葉かもしれません。
関東では「雁もどき」、関西では「飛龍頭」と言います。
「飛龍頭」と書いて「ひりゅうず」とか「ひりょうず」と読みます。

無造作につくねて揚げた形が龍の頭に似ていたから「飛龍頭」という名前になったという説や
ポルトガル語で肉団子の事を「ヒロス」と言い、それが転化して「ひりょうず」になったという説があります。

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1月限定「飛龍頭餡かけそば」


先ほども申し上げた通り、関東では「雁もどき」と言います。
江戸時代に将軍家の元旦の祝宴に、「雁のたたき肉」は欠かせないものだったと言われています。
庶民も上流社会に倣って、「雁のたたき」を豆腐で形を真似て「雁もどき」という名を付けたと言われています。

なので、 「飛龍頭」は、おめでたい料理なのです。

飛龍頭は、豆腐、海老のミンチ、人参、木耳、銀杏、三つ葉などを混ぜ合わせ、中火の油でゆっくりと丁寧に焦げないように揚げました。そして、塩出汁を餡かけにする事により、身体の芯から温まるだけでなく、そばや飛龍頭の旨味がじっくりと味わえます。それに加え、柚子おろしが新春の爽やかさを感じさせてくます。しかし、飛龍頭が一日に8人分しか出来ませんので売り切れの際はご容赦ください。


この記事へのコメント
先日仕込んでたのお蕎麦用だったんですね!!
飛竜頭だいすきなので興味津々でした。

メニューを色々考えて工夫してて、兄弟揃って尊敬します♪
Posted by 光夏 at 2013年01月09日 21:11
コメント、ありがとうございます。
そして、お誉めの言葉ありがとうございます。

飛龍頭は、何度か失敗して、やっと完成させることが出来ました。

是非、光夏さんのように飛龍頭が大好きという方に召し上がって頂きたい逸品でございます。

もし、三州屋の近くまでいらっしゃる事がありましたら、是非、お立ち寄りくださいませ。
Posted by 四代目ゆう at 2013年01月10日 09:32
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